あの映画のココがわからない まとめサイト
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原題 Letters from Iwo Jima
公開 2006年12月9日 日本の旗
2006年12月20日 アメリカ合衆国の旗(アメリカ・限定公開)
監督 クリント・イーストウッド
制作
脚本 アイリス・ヤマシタ
原作
出演者 渡辺謙
二宮和也
伊原剛志
加瀬亮
中村獅童
音楽 カイル・イーストウッド
マイケル・スティーヴンス
撮影 トム・スターン
編集 ジョエル・コックス
上映時間 141分
製作国 アメリカ
言語 日本語
制作費 $15,000,000
興行収入 $13,700,000 アメリカ合衆国の旗
$40,000,000 日本の旗
前作
次作
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30-712:名無シネマさん :2007/04/27(金) 13:23:54 ID:0FH4lSRL

「硫黄島からの手紙」
シドーが演じてたナントカ中尉は、大騒ぎして爆弾抱えて一人で
敵に向かっていったけど、結局は寝てただけで、最後は洞窟の中で
米兵に見つかってたけど、あのエピソードはどう受け止めればいいの?

30-715:日本ではでは党総裁 :2007/04/27(金) 19:04:31 ID:EnxblxBv

>>712
軍国主義の時代の波に乗って、
勇ましい事を言っているような人も実はその時代の波に押し流されているだけだった
時代から切り離され、また一緒に時代を生きた同僚の目も無い、素の自分一人になったとき
戦場の冷徹な真実を目の当たりにして、
自分がやろうとしている行為の無意味さを知り、また生への渇望など様々な感情がわき上がって
前にも進めず、後にも下がれず、何も出来ぬまま思考停止の状態が続いていた

30-717:名無シネマさん :2007/04/28(土) 09:12:42 ID:YXuKyYLJ

>>712
一番死ぬ死ぬ言ってた人間が生き残っちゃう人生の皮肉

30-730:名無シネマさん :2007/04/29(日) 11:48:41 ID:dfleP+SQ

硫黄島からの手紙 で終わりの方で栗林将軍の首を切ろうとしていた副官を遠くから銃撃したのは日本兵・米兵
のどちらでしょうか?
一瞬しか登場しないので識別できませんでした。

30-731:名無シネマさん :2007/04/29(日) 12:24:37 ID:AP72a4ch

>>730
あっ俺もそれ不思議。
単独だったし遠くってな距離でも無いし、
日本兵だったら何で撃ったの?撃った後どうなったの?
米兵だったら、撃ってから自決~埋葬の間何やってたの?
切るぞ~切るぞ~と思わせておいて、やっぱ無しよwって感じな
お約束の展開が、なんか安っぽくてイヤだった。
あれは本当のとこ何だったの?

30-739:名無シネマさん :2007/05/01(火) 11:38:54 ID:1qO5B6A6

>>730>>731
米兵
刀振り上げてる日本兵がいたのでとりあえず撃った。
撃った後、1人で近づくと危険なので仲間を呼びに戻った。
西郷は角度的に見えてないか見えてても死体にしか見えてなかった模様。
仲間と共に戻ってくるまでの間に西郷が来て栗林を埋めた。
ちなみに
リンクしてるかはちゃんと確認してないが
星条旗に米兵側の視点から見たそっくりなシーンがある。

30-740:名無シネマさん :2007/05/01(火) 11:56:24 ID:1qO5B6A6

× 西郷は角度的に見えてないか
○ 栗林は角度的に見えてないか

31-82 :名無シネマさん:2007/06/08(金) 04:46:36 ID:w1KdxxwF

教えてください、「硫黄島からの手紙」で、兵隊の西郷が島から本土の奥さんに手紙を出すシーンで
係の人が手紙を開けて中を読むんです。内容は「俺たち一兵卒は掘り続ける」と係は読んで
「だめだこれじゃ」みたいに言って、ペンで手紙を少し汚すんです。(でも手紙は充分読める)
そして「これで大丈夫だ」「お前も後で俺に感謝すると思うよ」と言います。
なぜ手紙を汚したら大丈夫なのかどなたか偉い人教えてください。

31-94 :名無シネマさん:2007/06/08(金) 15:10:20 ID:WoeFIyQw

>>82
あの係の人は検閲という作業をしてる。
戦時中は、家族相手でも作戦に関することは全部極秘、ちょっとしたことでもダメなので
南の島にいる、とか、暑いところにいる(作戦の場所のヒントになるから)や
穴を掘ってる(作戦内容だから)とか書くだけでそこだけ塗りつぶされる。
他にも、戦争に対する愚痴を書いたり不満を言ったりすると
現在の戦況を表す事にもなるし非国民扱いされるのでそういうことも書いちゃダメ。
手紙の文章に問題が多いと係の人が「これは配達できない」と判断して家族に届けてもらえない。
これが手紙の検閲。
西郷の手紙はちょっと愚痴っぽいところもあったけど
一部を塗りつぶして読めなくすれば他の文章は問題なしと判断してくれたので
手紙は家族に届くから
「これで大丈夫(手紙は家族にちゃんと届けてやれる)感謝しろ」って事。

31-133 :名無シネマさん:2007/06/15(金) 10:42:45 ID:Nnwjo6vs

硫黄島からの手紙 で擂鉢山指揮官が栗林将軍に対して玉砕許可を求めていますが、
質問1 擂鉢山指揮官が戦意を失い玉砕を求めた理由は飲料水の枯渇でしょうか?
質問2 米軍に対して最後の突撃をしないで自殺したのはなぜでしょうか?

31-134 :名無シネマさん:2007/06/15(金) 12:14:58 ID:uYSgr2p8

質問1
水に限らず・弾薬もなくなった。
擂鉢山と他の場所を繋ぐ地下通路は完成が間に合わず
擂鉢山は孤立していた上、米軍に包囲され補給も人員の補充もままならなかった。
米軍は物量作戦+火炎放射器で
日本軍の篭る穴を1つずつ確実に潰しながらじわじわ前進。
日本軍は確実に奥へ奥へ上へ上へ追い詰められていった。
その結果の判断。
というか、映画的にはあの司令官はどーせ勝ち目のない戦なんだから
悪あがきして恥さらすより最初からとっととかっこよく死にたかっただけ、と。
質問2
基本的には精神的に追い詰められすぎてるから。
待ちきれない、そこまで頭が回らない。突撃準備が整うまで待ってられない。
まとまった数がいないと突撃も意味を成さない。
捕虜になる危険性がある。
どーせなら綺麗に潔く死にたい。

31-135 :名無シネマさん:2007/06/15(金) 23:19:20 ID:LXbd87yf

>>133
基本>>134氏の解釈でいいと思うが
日本軍のメンタリティとしては(少なくともあの映画の中では)
「自分の与えられた任務(擂鉢山防衛なら擂鉢山防衛だけ)をまっとうすることが最上で
それができなければ自決」という考え方が蔓延していたのだと思う。
「戦況が悪ければ撤退して他部隊と合流」という栗林中将の合理的な考え方は
ちゃんと伝わっていなかったというのもあの映画の主張じゃないかな。

34-789:名無シネマさん [sage] :2008/05/01(木) 13:32:18 ID:9aGfwJwX

硫黄島からの手紙
手榴弾で自決するシーンで、
栓を抜いた後、頭に軽くあててから自分に押し付けて自爆しますが、
最初の頭に手榴弾を当てるのは何か意味があるのでしょうか?

34-790:名無シネマさん [sage] :2008/05/01(木) 18:22:32 ID:bjv9gOdI

「確実に逝かせてくれよ」というお願いみたいなもの。

34-791:名無シネマさん :2008/05/01(木) 18:54:46 ID:aUCBchsm

>>789
あれは、おそらく日本軍の97式手榴弾。
ただ安全ピンを抜くだけでは爆発はせず、信管を作動させるためには
安全ピンのついていた金属部分を何かにぶつけてから(映画ではヘルメットに)
でないと爆発しないから。

34-792:名無シネマさん :2008/05/01(木) 19:17:00 ID:loGfH57G

信管動作=発火ですね。
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